猫さんのご飯を変える時は、少しずつ切り替える。
猫と暮らしている方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
私もそのことは知っていましたし、これまでずっと実践してきました。
それなのに。
今回はその鉄則を自分で破ってしまい、猫さんに負担をかけてしまった失敗談です。
もし今、新しいフードや療法食への切り替えを考えている方がいたら。
同じ失敗を繰り返さなくて済むように、体験を残しておこうと思います。
*いつもの新しいご飯への切り替え方をこちらにまとめてみました。
*食べてもらえなかったご飯たちについてをこちらにまとめてみました。
腎臓療法食を勧められたことが始まりでした
黒ちゃんは高齢猫ですが、当時の腎臓の数値は正常範囲内でした。
それでも年齢を考え、
「そろそろ腎臓療法食を考えてもいいかもしれませんね」
とかかりつけの先生から提案をいただきました。
そこで私は療法食のドライフードを購入しました。
初めての味です。
食べてくれるだろうか。
そんな不安も少しありました。
高齢猫になると、ご飯選びひとつでも気を遣いますよね。
食べてくれないかもしれない。
体に合わないかもしれない。
そんな気持ちを抱えながら新しいフードを注文しました。
喜んで食べる姿を見て安心してしまった
届いたフードを一粒だけ取り出し、
「味見してみる?」
と差し出しました。
今までそんなことしたことは無かったのに。
すると黒ちゃんは匂いを確認したあと、すぐにパクッ。
しかも、
「もっと欲しい」
という顔でこちらを見上げてきました。
追加で数粒あげると、それも完食。
食べ終わったあとは満足そうにグルーミングまで始めました。
その姿を見た私は完全に安心してしまいました。
これまでの私は、
1週目はほんの少量。
2週目で少し増やす。
1か月近くかけて新しいごはんに変えていく。
そんな慎重な切り替えをしていました。
それなのにこの時だけは、
「こんなに喜んで食べるなら大丈夫そう」
と思ってしまったのです。
その日の判断を後悔することになりました
その日の夕方から、思い切って新しいご飯へ切り替えました。
ところが翌日。
昼頃までは普段通りでした。
ところが夕方になると様子が変わりました。
ご飯を食べない。
元気がない。
なんとなくいつもと違う。
その姿を見た瞬間、
「あ、切り替えが早すぎた」
そう思いました。
もちろん原因がすべてご飯だったと断定はできません。
でも私の中では、
急な変更が負担になった可能性を強く感じました。
そして何より、
猫さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
ドクターから教わった「少しずつ」の大切さ
不安になった私は、かかりつけの先生へ相談しました。
すると、
まずは元のご飯へ戻し、体調が落ち着いてから改めて少しずつ切り替えましょう
というアドバイスをいただきました。
猫さんの消化器はとても繊細です。
特に高齢になると、若い頃より変化への対応がゆっくりになることもあります。
だからこそ、
食べるかどうか
と
体が受け入れられるかどうか
は別の話なのだと改めて感じました。
喜んで食べるから大丈夫。
そう単純ではないのですね。
わかっていたはずなのにやってしまった。
反省しきりでした。
カリカリを食べる音にほっとした日
先生のアドバイス通り、元のご飯をお皿に入れて置いてみました。
しばらくして。
カリッ。
カリッ。
聞き慣れた音が聞こえてきました。
黒ちゃんがご飯を食べていました。
その音を聞いた瞬間、胸の奥から力が抜けました。
猫さんが普通に食べてくれること。
それは当たり前ではなく、とてもありがたいことなのだと感じた瞬間でした。
高齢猫と暮らしていると、小さな変化に心が揺れることがあります。
だからこそ、
食べている。
眠っている。
いつも通り歩いている。
そんな日常が本当に尊いものに思えます。
まとめ|猫さんのペースを大切にしたい
今回の失敗で学んだことがあります。
それは、
どれだけ喜んで食べても、切り替えは急がないこと。
体調が良さそうでも油断しないこと。
そして何より、
猫さんのペースを優先することです。
早く慣れてほしい。
体に良いものを食べてほしい。
そんな気持ちは飼い主として自然なものだと思います。
でも猫さんには猫さんのペースがあります。
私自身、この失敗を通してそのことを改めて教えてもらいました。
もし今、新しいご飯への切り替えを考えているなら。
焦らなくても大丈夫です。
少しずつ。
ゆっくりと。
その積み重ねが、結果的には一番近道なのかもしれません。
そうそう、先生のお話、もう一度置いておきますね
猫さんの消化器官はとてもデリケート。
急な食事変更は腸内環境が追いつかず、食欲不振や嘔吐、下痢につながる。
だからご飯は必ず少しずつ変えていくのが鉄則。
*いつもの新しいご飯への切り替え方をこちらにまとめてみました。
*食べてもらえなかったご飯たちについてをこちらにまとめてみました。
読んでいただいてありがとうございます。
もし、お気持ちに近いものがあれば、他の記事ものぞいてみてくださいね。
私の自己紹介はこちらにまとめています。
ご興味がございましたらご覧くださいね。
あなたと猫さんの暮らしが、少しでも穏やかでありますように。


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